水素系制服少女

一度書き始めた日記を書き直すという愚にもつかないようなことを繰り返してばかりいて、それが毎回内容が似ても似つかないものになったりするのを見るにつけ、『バタフライエフェクト』という訳ではないが、過去の記録を書き直す作業は過去自体を書き直して…

私の彼女は素数です

日記を書かなくなって久しい今日このごろ、一体どの程度のものが書けるのかという疑問に駆られてはいるものの、現在やる気というものが空気中の二酸化炭素濃度ほどしかないことを鑑みると、何か行動しようという意欲だけは尊重したく、このようなことをして…

時のない日々

今日で2月も終わりで、年が明けてからのこの2ヶ月間何をしていたのかと問われると、何もしていないということをしていたとしか答えるすべがなくて、なんともやるせないというか不甲斐ないというか、まあそんな有様である。長い休みというのは心が腐ると言う…

What is the name of the rose?

西の空に丸い月が沈む頃に文章を書きはじめるなんて正気の沙汰ではないなと思いながらもディスプレイに向かいキーボードをたたき始める。年が明けてしばらく経つけれど、生活リズムはどんどんと狂っていき、またやる気のなさにも拍車がかかっている。元来引…

年の瀬

クリスマスが終わってしまうと一年が終わってしまうのだなあと切実に感じる。お祭りの終わったあとのなんともいえない寂しさと一年が終わってしまうやるせなさが妙にあっているのかもしれない。思うに、クリスマスが盛り上がるのは一年の最後のイベントとい…

雑記

昨日の夜から降り始めた雨は今日も降り続いていた。ひどく寒くて、雨粒の冷たさがひどく体にこたえた。冬の雨だった。 葬儀はひっそりとというほどでもなく、ほどほどに執り行われた。僕は五時半頃に会場について六時に始まる通夜の開始を待っていた。僕がつ…

昨日、ママが死んだ。 といっても僕の母親のことではなく、僕の母親がママと呼んでいた人のことだ。僕も小さいときにかわいがってもらっていた人で、親戚の間柄としては遠い人だけれど、比較的近しい人だった。最近体調が悪いというのは聞いていたので、驚き…

ある夏のこと

来週から学校が始まると思うとげんなりして仕方がない。夏が終わってしまうこと、休みが終わってしまうこと、日常に引き戻されること、そのすべてに嫌気がさしている。日常に戻るというのはひどく安心するものなのだけど、それでももう少しのんびりしていた…

嫌な事件だったね

最近めっきり日記を書かなくなっていて、そろそろ書かなければいけないなあと思いながらも忙しさにかまけて文章を書くことせずにいたらこんな時間になっていた。そろそろ夏休みも終わりである。習慣というのは恐ろしいもので一度失われると、全くやらなくな…

暗い部屋

望むことすら望めない、全てが閉じられたあの暗い部屋で、与えられたものだけを受け入れて、生きて行ければ、僕は何も憎むこともなかったし、それだけで充分幸せだったのに。 久しぶりに唐辺葉介の作品だった。あいかわらず万人に薦められる作品ではないけれ…

タバコはどこへ行った?

誕生日プレゼントに心優しい両親からタバコ1箱をもらいました。禁煙すると言うのは前々から伝えてあったのだけれど。おそらく、禁煙中で辛いであろう僕に向けての思いやりなのだと思われますが、個人的には嫌がらせに感じられて仕方ありません。嫌がらせと…

カルシウム不足

梅雨入りしたというのに、晴れてばかりいますね。そういえば去年も梅雨がなかったような気がします。あの独特の雰囲気が好きな僕としては少しばかり悲しいです。さて、何でこんな時間にくだらない文章をつらつらと綴っているのかというと、それにはまあ色々…

Do you have the time?

短い春が終わり、季節は夏へと向かう。雪の中で乱れ咲いていた桜は瞬く間に散り、青々とした若葉が目立ち始めてきた。雨も春独特の冷たいものから、しとしととした梅雨のものに変わっている。今年の春は短かった。気候が散らばっていたからそう感じたのかも…

五月病未遂

四月だというのに雪が降ったり、春とは思えないほどの気温になったりして、とても過ごしにくい日々が続いている。一般に異常気候だとかいうのかもしれないけれど、毎年テレビではそんなようなことを言っている気がするのでどうにも信用できない。毎年、「今…

Blue Monday

春、特に四月と言えば、みんながむやみやたらと希望に満ち溢れていたりしますよね。こういう症状を四月病というのだとか。友人が大学に入るまでは全く聞き覚えのない言葉だったから、たぶん一部の大学生しか使っていない言葉だと思うのだけれど。かくいう僕…

新年のあれこれ

ふと四月の頃を思い出した。一年が経つのは本当に早い。といってもまだその頃からは9ヶ月ほどしか経っていないけれど。このブログにしたって、前に書いたときからもう3ヶ月近くも経っている。いや、別に存在を忘れていたとかいうわけじゃないんですよ。 そん…

秋の夜長

今日はひどく体調が悪くて、珍しく授業が終わったあとまっすぐに家に帰った。精神的はたまた肉体的な疲れかはわからないけれど、まだ外も明るいというのに、布団に入ると驚くぐらいすんなりと眠れた。目を覚ますと、当然のように外は暗い。時計を見ると、5…

タバコを吸おうと外に出たら思いのほか肌寒くて驚く。もうシャツ一枚では寒い。そうかもう九月も半ばだ。学校があったならば衣替えの季節である。ちゃんと寝るときには窓を閉めなくてはならない。最近時間が過ぎるのがとても早く感じられる。センター試験ま…

まんじゅうこわい

最近日記ばかり書いている。日記を書くことなんて日常の出来事の中でもっとも優先順位の低いもののはずなのに、そればかりやっているということは優先順位の高いことをうまくやれているか、もしくそれを全て放棄するかのどちらかで、今回の場合はどちらかと…

肌寒い

ここ数日間体調がひどく悪かったのだけれど、とりあえず睡眠をできるだけ多くとることを心がけていたら、体調が元に戻った。まあ振り返ってみれば、単に季節の変わり目に体調を崩すという例のアレで、それに多少の疲労が重なっただけだったことに気づく。 今…

カーニバルの終焉

最近タバコの量が増えた。別にもともと大して吸うつもりもなかっただけれど、せっかく一箱買ったのだしもったいないな、と機械的にこなしているうちに、気がついたらタバコを吸うのが日課になってしまった。まあ悪いことをするのには理由は要らないというけ…

終わりゆく夏

最近はなんだか過ごしやすい日和が多くて、今日なんか半袖では肌寒さを覚えるくらいだった。夏も終わりかあ、とふと思ったけれど、青々とした空を見たり、せみの鳴き声を聞いたりすると、暑さだけが先に行ってしまって夏が残っているみたいで、残暑じゃなく…

錯覚

今日は文化村の「だまし絵」展を見に行ってきた。お盆休みだけど土曜日だし、渋谷は相変わらず混んでいるのだろうなあと思っていたら、そんなに人は多くないような気がした。といっても渋谷にしてはというだけで、普通に人はたくさんいたのだけれど。肝心の…

現実に対する観察あるいは洞察に関する考察という自己視察

中だるみというにはあまりにもたるんでいる時期が長すぎるこのごろ。結局のところやる気があるのはいつも最初だけで、いったんたるんでからそれを戻す技術がないだけという話なのかもしれない。なんにせよ、最近はそれがひどい。やはり自由を上手く扱えるほ…

現実への逃走

絵を描くことだけ、物を作ることだけに集中できる夢のような時間が終わり、現実へともどされる。この一週間自分の絵の下手さやものの作れなさに絶望したり、萎えたりしていた。でもきっとそれは素敵なことなのだろうと思う。きっと現実に帰ることは悪いこと…

一度逃げてしまうと後はもう泥沼なのはまあよくようくわかっていたはずなのだけれど、予想通りその泥沼に落ちていきそうな感じ。エロゲというのはある種の魔法で現実と向き合う力を奪ってしまいそう。立ち上げたゲームの現実感のなさに、現実ではないという…

たったひとつのさえないやりかた

やるべきことの多さとそれに対しての時間のタイトさ、そしてタイトなのにもかかわらずその少ない時間を無駄に消費し続けているという罪悪感にも似た圧迫感。それらがどばーっと押し寄せてきて、辛い現実に対峙する能力がなくなる。ある程度時間を拘束されて…

感情の不一致

父が友人と飲みに行った話を聞いてなんとなく妄想をしていた。その人は44歳で年収1600万の独身女性らしい。田町のマンションに住んでいてもうお金は全部払ってしまったそうだ。お金は使わないからどんどん預金通帳にお金がたまるんだって。ちなみにその人も…

人のいない街

完全に開店休業状態。なんかアレだね。端から見て明らかに放置されたブログというのはひどく淋しいもので、それこそ潰れた店とか人が住まなくなった団地を見ているようなそんな感じ。僕自身もこの存在をすっかり失念していて、誰からもその存在を忘れ去られ…

近況と訂正

ブログを立ち上げたのはいいけれど、たった二回書いただけで二ヶ月以上ほったらかしというなんともいい加減な人間性がにじみ出てしまいました。気がつけば12月です。全くもって今更というほかないのですけれど、一つ訂正しなければいけないことが一つばかり。…