2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハロー、サマー、オア、グッドバイ。

うなぎ食べたい。丑の日だしねえ。そんな会話をしながら始まった夏休み。少しだけ訪れた避暑地まがいの気候はどこへやら、すぐさまカンカン照りの太陽が不条理なまでに街を照らし上げる。セミの鳴き声もしないこの奇妙な夏は節電という名目で冷房の少ない東…

雑記

夏休みが来るというのに最近の空気は完全に秋のそれで、半袖ではとてもじゃないけれど外には出られないし、薄っぺらい毛布一枚では寒くて眠ることも出来ない。多分台風の影響ではあるのだろうけれど、それにしたって気温が変わりすぎていて、テレビじゃない…

ばね

七夕も終わり前期も終わりに近づいてきたこのごろであるが、学期末といえば恒例のテスト勉強なるものがある。高校時代なぞは全く持ってやらなかった記憶しかないのだけれど、大学となってはそうはいかない、というわけもなく、家に帰るとごろごろしていたり…

ラピスラズリは輝く雪の中に

昨日はサラダ記念日と呼ばれていて、ある作家が一つの短歌の中で歌ったことに由来するという。世界的に有名な日でもなく、ただ「この味がいいね」と言っただけの日がこんな認知度になるなんて詠んだ本人すら想像していなかっただろう。25年近く前にブーム…

深夜というのは独特の空気があって、昼間とは全く異なる空間が構成されているかのように感じる。むかしから物語の中によく用いられるのはそのせいかもしれない。夜は視界の見通しが悪いので基本的には人間の脅威になりそうなものだけど、その分だけ想像力が…

それでも風車は回りつづける

自分の視界の外で物事が動き回っているのは当たり前の話で、そんなことに絶望してしまうのはそれこそ中学生やそこらの自分の周りが全てだと思っている幼稚な思考に過ぎなくて、よく「神の見えざる手」だの「レッセ・フェール」だという言葉が用いられるよう…

卵の中の鶏との対話篇

先週は五回更新していたので、じゃあ週五回更新にしようと思っていたらあっさり崩れてしまった。週休二日とかちょうどいいやと思っていたのに。このようにスケジュール管理というのが極度に苦手な人間で全く持って困ったものだなあと思う。まあブログを書く…